HOME > 子どもはなぜちくのう症にかかりやすいか?
子供はなかなか鼻水を出せません。
子どもは鼻の粘膜が敏感なので、
ちょっとした気温の変化などでも鼻水が出ますし、
大人にくらべて鼻の中も狭いので、風邪のウイルスに
よって鼻の粘膜の腫れが長引いて、鼻もつまりやすいです。
鼻づまりには、鼻水がひどくて起こる場合と、
鼻の粘膜が腫れた状態になって起こる場合、
さらには鼻水と鼻の粘膜の腫れがあっておこる場合があります。
鼻がつまりやすいので、鼻水を出すこと自体が
大人に比べて不利な上に、幼稚園にあがるくらいまでは、
なかなか鼻をかむということもしっかりでいません。
ですので、
鼻水が出ている場合には、お家で鼻水をとってあげましょう。
鼻水は、親御さんが口で吸い取ってあげる方法も効果的ですが、
抵抗があったり、なかなか上手に吸い取れない時は、
薬局などで売っている鼻水吸引器がお勧めです。
鼻を「すすらせない」習慣を!
小さいお子さんは鼻をうまくかめないので、鼻をすすることで
鼻の中にたまった鼻水をのどに吸い込むことで取り除こうとします。
この「鼻すすり」ですが、
最近はいくつかの病気の原因になることが
わかってきました。
「鼻すすり」により鼻と耳をつないでいる耳管(じかん)という管を
通して耳の中の空気が鼻に吸い取られて、
耳の中が陰圧(いんあつ)といって空気が薄くなり
以下のような病気がおこることがあります。
- 1.中耳炎
- ⇒耳が痛くなる急性中耳炎や難聴がおこる滲出性(しんしゅつせい)中耳炎があります。
- 2.癒着(ゆちゃく)性中耳炎
- ⇒中耳炎の中でも非常にやっかいな中耳炎で、鼓膜(こまく)が耳の内側の壁にくっつく手術をしても治りにくい中耳炎です。
- 3.真珠腫(しんじゅしゅ)性中耳炎
- ⇒耳の奥に真珠のような塊ができて耳の骨を壊していくこともある怖い中耳炎です。ひどくなると顔面神経麻痺(顔がまがります)やまったく耳が聞こえなくなったり、めまいがおきたりします。
お子さんが鼻をすすっていたら、早めに耳鼻科で相談してみましょう。
鼻をかめるようになるためのトレーニング
鼻を「すすらせない」ようにするには、なんといっても
鼻をかめるようにするのが近道です。
鼻をかむには、息が鼻から出せればいいのです。
やり方としてはまずは口から息を吸って、息ごらえをして、
片方の鼻を押さえ、もう一方から吐き出す!
これが「鼻をかむ」ための基本です。
これを何度も繰り返し練習しましょう。
岡山県岡山市南区福浜西町、福浜市営住宅より徒歩1分の場所にある耳鼻科、みやはら耳鼻咽喉科です。当院では赤ちゃんからお年寄りまで岡山市の市民をはじめとする全ての方に安心して治療を受けていただけるようスタッフ一同がんばっています。
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