耳鼻科　岡山県岡山市南区のみやはら耳鼻咽喉科　副鼻腔炎　ちくのう症

ちくのう症では、頭痛がします。

ただし、患者さんによっては頭痛ではなく、「ほっぺたが痛い」「ひたいが痛い」「目の奥が痛い」「歯が痛い」といった表現をされる方もおられます。

「ほっぺたが痛い」というのは、ほっぺたに上顎洞（じょうがくどう）という副鼻腔（ふくびくう）の空洞がありここに膿（うみ）や鼻水がたまるとおこるのです。

「ひたいが痛い」というのはひたいに前頭洞（ぜんとうどう）という副鼻腔（ふくびくう）の空洞がありここに膿（うみ）や鼻水がたまるとおこるのです。

また、歯のそばに上顎洞が、また目の周りに副鼻腔が取り囲むようにあるので、歯や目に異常がなくても「目の奥の痛み」や「歯の痛み」がちくのう症でおこったりします。

歯が痛くて歯医者さんを受診してもよくならない方は虫歯ではなく、
ちくのう症が原因の可能性があります。

「頭痛」でなく「顔が痛い」場合、特に鼻水や鼻づまりや鼻水がのどに降りるといった鼻の症状が気になる方はちくのう症からこの「顔の痛み」が起こっている可能性があります。